伝わるコミュニケーション研究所  池田絵里のオフィシャルブログ

ビジネスマナー・説明力・男女の思考の違いやコミュニケーションをテーマに組織の土台作りをサポート。お互いの違いを知ることで相互理解が進み、人間関係が円滑になり、組織がうまく回ります。モットーは「個人の成長なくして組織の成長なし。個人の幸福なくして組織の幸福なし」。

よく耳にする、わかりやすい説明に大事なこと「専門用語について」

専門用語は分かりづらい

だから使ってはいけない。

 

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「わかりやすい説明に必要なことはなんでしょうか?」

 

この質問をしていくと、

冒頭の「専門用語は~」という答えが頻繁にでてきます。

 

これはその通りです。

お客様や説明をする相手が

自分と同じ知識・経験を持った専門家ではない場合。

 

多くの方がこの点、

専門用語を使わないように

意識されていることと思います。

 

専門用語や業界用語は、

自分自身が思っている以上に染みついているため、

気づくと自然に出てしまうことも…。

 

では

「何としても専門用語を使ってはいけない!」

「そこが何より大事なんだ!」

というと、そうではありません。

 

専門用語に意識を置きすぎて、

説明本来の目的がないがしろになっては

元も子もないからです。

 

たとえ専門用語が出てしまったとしても、

相手に伝わっていないことを自分が把握できること。

そしてその伝わっていない部分を補足できれば、

大きな問題にはならないはずです。

 

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でも注意が必要になる場面もあるのです。

 

それは、2つ。

 

1つ目は、補足ができない関係での説明。

2つ目は、緊急を要する説明。

この2つの場面では、

専門用語・業界用語に特に気を付けましょう。

 

私自身、相手がポロポロっといった専門用語に、

買おうという意欲がなくなったことや、

余計ドキドキさせられた経験がありました。

 

具体的なお話は長くなるので、

次回の記事にてお伝えいたしますね。

 

今日ここまでの話で、

覚えてもらいたいポイントは3つ。

 

まず、

「専門用語・業界用語を使ってはいけないんだ」ということ。

次にもし出てしまった場合には、

「伝わっていないことに気づく」こと。

そして、

「伝わっていない言葉を再度説明する」こと。

 

また次回、この続きを紹介していきます!

 

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